腕上がりに用心
スポーツ医にいこう!
ダニ・ペドロサの復帰が楽しみなところですが、
腕上がりと腱鞘炎は大きく違うのですね。
腕上がり(アームパンプ、頸肩腕症候群)-wiki
腱鞘炎→ wiki
彼の場合は膨れ上がった筋肉に神経が圧迫された結果の症状なようですね。
(参照: カーボンとABS)
心療内科って …
ペドロサ選手の例を挙げるまでもなく、レース人生に影響のある障害には十分気を付けましょう。
特に、外的な所見のない症状は深刻です。
そもそも解明されていないジャンル。
下手をすると「最近、いやなことがありましたか?」とか真剣に聞かれてしまいます。
そこで「もちろんそんなことありません」なんて言ってしまうと…
なんと心療内科に回されてしまうのです。
特に長年患った負傷箇所を羅列などしようものなら間違いなく直行させられます。
まるで仮病患者かのような扱いです。
普通の日常生活以上の回復や、治療を臨むアスリートは、
その精神を理解してくれるスポーツ医にかからないと精神を病んでしまいます。
日ごろの行い
そのスポーツ医ですが、日ごろから気にかけて探しておくことをお勧めします。
20世紀のころは、存在すら少なかったのですが、21世紀の今は容易に見つかることでしょう。
日本体育協会のサイトを紹介しておきます。
嬉しい事にモータースポーツを専門としている先生が50人以上おられます。
ロードレースという異常な環境を理解してくれるお医者さんを見つけておくと
予防に関しても有益な情報を入手できることでしょう。
予防する
詳しくは医者に。
ですむはずが、先のWikiのとおり、原因は不明とか簡単に言われてしまってます(だから症候群?)。
なので適当に思いつくことを書きます(自責でお願いします)。
MotoGPでささやかれている最低重量の増加はもちろん原因としては除外です。
車重の増減でダメージの差はさほど変わらないと思います。
物理的には慣性のエネルギーは大きくなるのですが、
軽くても重くても同じぐらいダメージがあると思ったほうがよいでしょう。
打撃や、衝撃を和らげるという点では、サスペンションのほうが影響が大きいでしょう。
突き詰めるとロードレースは、ストローク=タイムロスな世界ですから。
その、衝撃を受ける際の手首の角度や、そもそも無理な角度の運動なども問題でしょう。
なるべく負担の少ない状態で、衝撃をうけるようにすることや、腕が伸びきらせないとか、逆に伸び切らすとか、場面場面での最適な方法を使い分けると良いと思います。
私の場合は右コーナーの2本指ブレーキはものすごくストレスがかかっていました。
それと筋力トレーニングを、「実際にオートバイに乗ることのみにより行う」という、ポリシーもどうでしょうか?
決勝中にいつもと違う状況に陥ると、たちまち限界を超えてしまうことになります。
柔軟は無理なく、くまなく行うとよいのでしょうね。
一番効果的なのはやはりテーピングだとおもいます。
特に長時間酷使する場合には必須なことでしょう。
テーピングは急に巻くと、たいてい失敗するので日ごろから試しておく必要があります。
サポーターも、ぴったり決まると手放せないアイテムです。
最近はインナーがその役割を担っているようですし、日ごろからいろいろ試すとよいですね。
膝当て
私の場合、右手首を骨折していた時期(先生曰く打撲、おかげさまで曲がってしまった)にブレーキング時に体重を支えられないため、膝当てを使っていた時期がありました。
フットブレーキを使わない人だったので、右側にL字のプレートをリベッターでフレームに留めてラバーを貼ったものです。
片側だけで十分効果があります、と言うか、同時に両側を使うことは前後のアクションがつながらないのでありえません。
片側で支えたからって左右のブレみたいのは発生しません。
これで楽勝でフルブレーキができるようになり、リアのリフト(ジャックナイフ)が普通にできるようになりました。
機会がありましたらお試しあれ。
アイテム紹介
サポーター
アームパンプにもよいとうたっているサポーターも紹介しておきます。
中上貴晶も使用?
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最近は薄い製品があるので装着しやすくなってきてますね。
必須アイテムはずれ防止にソックタッチとアンカー用のテーピング。
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インナー
こちらは全身的なインナー
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書籍
スポーツ医についての書籍も最近は多数出版されています。
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