理想的なステアリング (ライントレースの練習 まとめ)
理想のラインを理想的にトレースしている時はこんな感じです。
・視線でラインをトレースします(トレースライン)。
トレースラインは走行ライン上とは限りません、本人が一番うまく走れるポイントを見ています(何も見ていない場合も含まれます)。
トレース先は可能な限り遠くに設定しています。
・視線でのトレースに合わせてステアリングします※1
視線はトレースラインのままです
・ステアリングに合わせて車が付いてきます。
タイムラグを伴い車が走行ラインをトレースしだします。
・クリッピングポイント前から加速しだします。
ライン次第ですが・・・
・ストレートになった時にはステアリング操作は完了しています。
完了!
上記でよいでしょうか?
駄目です。
何が駄目かって、
こんな抽象的な書き方じゃあ分からない。
ではなく。
侵入時はステアリングにつられてタイヤが動き、
立ち上がり時はタイヤにつられてステアリングが動く、からです。
ので正解は最後の行が、
ストレートになってもステアリングはイン側に切れたままで、その後気が付かないうちに戻っているか、しばらくしてから気持ちが悪いので真直ぐにする。
この状態が理想のラインで理想的なステアリングをしたときの正解とします。※2
今まで触れてませんでしたがストレートスピードを乗せるカギでもあります。
立ち上がりのこの状態をよくつかんでください。
単純なステアリング操作だけではなく慣性とか、リアステアとか、いろいろな要素の完成品です。
「コーナーを立ち上がりきったところで一度ブレーキをくれる」みたいな走行はいけません。
入口なんかより立ち上がりのほうが大事です。
そのためにはどの向きで、どのくらいのスピードで、何処にいるかが重要で、理想のラインなんて・・・
入口は縦横無尽、立ち上がりは王道で。
ただし前にライバルがいるときは「可夢偉のように抜く」を参考に。※3
では・・・
※1
この時のアクセル、ブレーキはラインに合わせていい感じにします。
※2
ステアリングを戻した記憶がない、くらいが良いでしょう
(路面が荒れてたり、ハードに攻めてるときは別です)。
※3
答えがまだだった・・・



















