レース後の会見で、「セッティングがうまく行かなかった」とよく聞きます。
この発言で誰が幸せになるでしょうか?
言い訳した本人も、セッティングに携わるスタッフも、友人も、観客も、特にスポンサーは・・・。
きっとレース中も言い訳が成り立った時点で、ある種の安堵感を感じたりしているかもしれません。
「これで勝てなくても仕方がない」。
レース後の言い訳ではなく、
レース中にやること、
未だやれることがあるか、
を考えましょう。
原因がわかれば一番ですが、そうでない場合でも、
とにかく何かを変えるか、
あるいは変えているものをキープするか、
現状とは違う行動、あるいは考え方をすることです。※1
まずはリストアップです。
ステアリングの切り方、
ブレーキの掛け具合、
ライン、すべてが「セッティング」と言われた挙動に影響しているはずです。
細かく言うと、
時間軸があるものすべてをリストアップすると良いでしょう。
ダンパー、
スプリング、
慣性、
ねじれ、
人間、※2
タイヤ、※3
路面も。
さてどのように料理しましょうか?
続く・・・
※1
もちろん順位キープや完走を優先することも大事ですよ。
※2
人間は物理的にも精神的にもものすごく多才です。
※3
二輪だとバンク角などもその要素に加わります。












![[セッティング]の感じ方「セナ手」](https://i0.wp.com/hangoff.superjetter.com/wp/wp-content/uploads/2013/05/2014f1.png?fit=600%2C403&ssl=1)







