何を見、何処を何処で観るか(周辺視を使う その1)

少しでも優位に立ちたかったら自分の視界の周りには余計なものを置かず、ライバルの視界には余計なものを置いてみましょう。
効果的なのは、目につき読めるけど読みきれないもの、が良いでしょう。
よくある「追突注意」とか「これを読んではいけません」とかのステッカーの類、これらはライバルの反応速度低下と疲労度増加に効果があります。

中心視は周辺視に比べ負荷が高く反応も遅い。
レースでは中心視は使わないほうが良いと前々回書きました(つもり)。

具体的には何を見、何処を何処で観るかということになるかと思います。
あるいは何を見ないか。

今までの、見たいものを見、あるいは漠然と何かを見ていた、これを見直しましょう。

まず、中心視、これは人間にだけ許された特権かもしれませんがレーサーには不要です。
レーサーがレース中に見なければいけないものを音声や音色などで伝えられたら中心視はなおさら不要です。※1
実際にラリーのナビゲーターのコース読み上げとか、ピットからの情報とかは、適切な操作と、脳の負担を減らすことにかなり効果的な実例だと思います。※2

そこで、普通にしていると注目してしまう人間のために編み出された匠の技が「半眼」です。
あの手この手で、なるべく注目しない状態を作ろうとします(詳細はネットで)。
改めて半眼にトライしてみてください。

簡単なのは情報が少ない何かを見つけそこを注視することです。
見ていると眠くなるような何かです。
ライバルのマシンやヘルメットとか、コースの一部とか、風景とか。
残念ながら最近のヘルメットは「そうはさせじ」的にカラフルですが。。。

あるいは、中心視野の物体を意図的にピントを外すことでも同様な状態になるでしょう。

この中心視するものは必ずしも都合のよい方向にあるとは限りません。
またコース全周にわたって存在しているとは限りません。
それでも常にその状態になれるに越したことはありません。
見つけておきましょう。

「緊急事態に陥った時にはどうするんだ」と、周辺視野については次回に。

続く・・・

※1
どのくらい不要かは今後説明していきます。

※2
どなたか、ナビありとナビなしのドライバーの反応速度を計測したデータが欲しいです。

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