フロントゴケ結構 セナの事故から22年の成果
フロントゴケ
フロントゴケの転倒が増えたとしても、負傷者はそれほどでもないのではないでしょうか?
であれば、決勝レース中の転倒は展開が読めずに面白くなります。
気が付けばハイサイドが減っているように見えるのはEUCのおかげ?
あとはタディ岡田に頑張ってもらうか、トップチームが日本人と契約したくなるように・・・ですね。
たまたまなのか思惑通りなのか今年のMotoGPは良い方向に進んでいるのではないでしょうか?
昨年からの変更ポイントについていろいろ言われているにせよ、です。
ライダーの意見が必ず未来を見越しているとは限りません。
MotoGPにはF1という生き字引があるので、レースの面白さを生かしたまま規制をかけることができるかもしれません。
手に汗握るけど(安全)というのがスポーツなのではないでしょうか?
「ライダーは危険を覚悟で参加している」は古い考えと思わせてしまう、いい機会かもしれません。
あとは、もう少し肘回りのスライダー(プロテクター)をしっかりしたほうが面白そうです。
フロントゴケ結構?
今更感のあるウイングですが、初期制動の瞬間はいいとして、コーナリング中って、ダウンフォースと転倒フォースが加わっていることになるのですが、バンク角ではなく旋回している分の転倒フォース増分は数字的にはどんなんでしょう?
サスペンション的なバネ上増の効果はどんなんでしょうか?
フロントゴケ万歳なのでしょうか?
いろいろ気になりますね。
思惑的に「リヤから逝く前にフロントから逝くこと」なら結構!
ミシュランンの特性にこの際いろいろ便乗するのはありです。
やっぱりジムカーナ
モタードもダートラもモトクロスも、ライダーとしては面白いからやりたがるのはわかるのですが、実際テクニック的な向上はさほど感じられないのではないかと思うのです。
攻撃的だし、面白いし、疲れるし、痛いし、やっている感はあるのだけれど積み重なっている感は微妙な気がします。
バランス感が養われると言われていますが昔ならともかく、今ならバランスボールとか綱渡りとか、近代的な練習方法がいくらでもあります。
それに、ダート系の練習はワイルドなのはいいけれどとにかく精度が低いのが最低です。
ロードレースは、うまくなっちゃうと結構地味な仕事なのではないでしょうか?
フランス、ルマンのロレンソのように、「早く終わってほしい」と、皆が口をそろえて言うトップ独走の時などは、ほとんど忍耐力のようなものです。
ちなみに「トップを独走しているときには早く終わってほしいと思うものだ」なんてことをライダーに思わせて(言わせて)はいけないでしょう。
独走で転んでしまうようなら、競り合っている時には、さらに転びやすいことになります。
「転ばないようにポイント取りましょう」は「身の程を知れ」という意味です。
タナボタだったらポイント重視ですが、実力だったら発揮せよだと思います。
で、独走系のライダーだったら楽天系のダートではなく地味系のジムカーナです。
そのロレンソは狭いスペースで8の字を書きます。
きっと黙々と描くのでしょう。
よその国のように、国を挙げての第一段として白バイ隊員とGPライダーが一緒に教習所(安全センター)でジムカーナの練習するとか・・・
出来ればもっとロードレースのテクニック向上に特化したレイアウトみたいなのを取り入れるとなおさら良いと思います。
そして、ジムカーナを極めてから、ダート系を極めて接戦に強くなれればロレンソ+ロッシの出来上がり。
さらに軽量になればマルケスも加わり、身長が縮めばペドロサも加わり・・・
自分ごとですが、ちょっと絶食してみました(5日間)。
やっぱり加速が違います。
セナの事故から22年、新たな安全策。
「これがあればアイルトンは……」
アイルトン・セナの命日にあたる5月1日にレースが行われたのが22年ぶりなんですね。
みんなのヒーローは十分な安全対策で守られるべきです。
MotoGPはいま良い方向に進んでいると思います。 面白いし。

因みにですが・・・
バイクにウイングをつけるなら垂線がタイヤ接地面のハの字型が順当でしょう。
コーナリング中のイン側はライダーがいるので無視できそうなので、これならコーナリング中はダウンフォースのみになります。
ハの字をもっと内側に向けるとウイングカー的になり、ダウンフォースを見込んだ回頭作業が必要になって面白そう。
と思ってはみたものの、たぶんコーナリング中はイン側のウイングが空力発揮してて、外側はあまり風当たりが良くないような…
だったらもはや、逆向きにして回頭させたほうが…
以上
フロントゴケ結構 セナの事故から22年
でした。




















