「セッティング」をセナ手で試す
「ソーイング」する事で車体に関するセッティング関連の変化と傾向はつかめたでしょうか
ステアリングから伝わる振動や、衝撃などが車の状態を表しています。
リアタイヤの挙動までは伝わらないにしてもフロントタイヤが受けている力などが伝わって来ます。
そこで感じる力について考えてみましょう。※1
ステアリングに力が伝わり、そして実際にステアリングが切れているとしたら、
その結果フロントタイヤはその分負荷が和らいでいることと思われます。
そこでステアリングを、加わる力に対して操作することを考えます。
固定する、
逆らうように動かす、
逆らわない、
予測して先に動かす、
どちらか一方に力を加え続ける、
などのことができます。
それぞれについてそれぞれの、何か特徴がわかってくると思います。
セッティングとは「フロントタイヤの負荷を和らげること」とは限らず、タイムや、燃費や、乗り心地など、他の何かのために行う場合がほとんどでしょう。
それらの目的に合わせて、使い分けてみる、ためしてみると、違いが出てくるかもしれません。
操作に対し、期待した挙動と時と期待はずれな挙動とあると思います。
期待はずれな部分にセッティングの肝が見え隠れしていると思います。
それが何かを見つけるのも、やはり同じような操作に時間差を設けることで見えてくると思います。
それで、例えばフロントサスペションのスプリングの固有振動数がわかってしまったりすると楽しくなって来ると思いませんか?
街乗りの車のスプリングの固有振動数が1ヘルツ前後、レーシングマシンだとその倍くらい?※2
タイヤはもっと高周波?
ハイ、そこでまたセナ足が出てきます。
6ヘルツ。※3
そういうことだったのか!!!
ということで、次回はセナ足とセナ手について。
続く。。。
※1
ステアリングの遊びやねじれなどは、無視して考えたほうが話は早いです。
しかし、実際には最初にステアリングの遊びや時間差についての打ち消し方を練習すると、その先の結果判断の精度は向上すると思われます。
※2
レースマシンが3ヘルツ前後?
難しい話は他で入手ください。
※3
実際はもっと遅いと思われます。















