MotoGP界のヒール復活
連ドラで復活したアブドラ・ブッチャーよろしくMotoGP界のヒールも大活躍ですね(アブドーラ・ザ・ブッチャー)。
悪役の条件
皆に好かれる悪役は、容姿がブサク、貧困育ち、知能が低く、思考が短絡で世渡りが下手であることだったりします。
結果的には場を盛り上げる憎めない人気者となりえたりします。
対して皆に嫌われる悪役は、
容姿端麗、裕福な環境、成績優秀、処世術も心得ている、しかし策略家、そしてわがままであることなどが上げられます。
そして、ヒーローかと思いきや実は…という裏切り行為。
加えて悪行の結果が攻撃された側の転倒で終わるのであればなおさら嫌われて当然です。
悪役の方に考えてほしいのは、場合によっては、相手の今後の人生を大きく左右させてしまうことがあり、その時の言い訳が正当に行えるかということです。
「人がやっているからおれもやった、俺が悪いなら周りも罰しろ」という言い訳は当事者の同意を得るわけもなく適切ではないうえに、「わかりました、それではまず手始めにあなたから見せしめに罰しましょう」となってしまう可能性を考慮すべきです。
周りへの影響も当然大きく、転倒した場合は最悪な結果になることが当然視野に入りなおかつそれが外部要因から被害を受けるという、積極的に想定しにくい環境からの攻撃では十分な脅威になることです。
特に自分が被害を受けても己にさほど影響がない環境だったり、そもそも自虐的だったり、他人を尊重しないような、外部要因(性格)だったりしたら、被害者側はには脅威と感じて当たり前です。
そもそも唯一の救いであった「信頼関係」を無視するような外部要因であればなおさらです。
同じようなことをしてしまう可能性を皆秘めているとした場合、救いの手は紳士的かどうかにかかっていると思います。
紳士的とは少なくても逆手に取ったりはしないというような応対をすることだったりします。。
誰が悪い
そもそも口争いをもとに判断することは除外すべきです。
理由は単純反応している場合のほかにも目的や性格や能力などが不明なためです。
一番の問題は、責任は誰がとるかということです。
これは言うまでもなく個々の思惑ではなく、誰がコントロールできるかにかかってきます。
そう、誰と誰が契約しているか? ということです。
なぜなら契約書には「契約することによって当方に不利や損害を被るような行動を行ってはいけない」というような一文が大抵書かれていると思うからです。
最終的に個人の考えを拘束できるのはこの契約関係にしかないと思うからです。
大事に至った場合、例えば一連の行動が悪い結果に終わった場合に、悪いのは契約者、なぜなら放置しておいたからということになると思います。
誰が一番損か?
例えばMotoGPとしては、そろばんをはじいて、利益を得る方を採択するわけです。
報道メディアはもちろん書きやすいネタに転じる方を望みます。
観客だって、盛り上がる方がよい。
結局一番損するのは、本人ではなく契約者(組織)になると思います。
「個人の自由意志を尊重しました」なんてのは役に立ちません。
最終的にコントロールできるのが契約によっての縛りであることを知っている場合
今後のマルケスの行動すべてが契約者の能力とみなされることです。
このことを、契約者同士が、認識して行動することです。
一番に損するのはマルケスではなく、契約したチーム?、そしてチームからイメージされるスポンサーや関係者や組織と言えると思います。
もちろん長い目で見るとMotoGP界の損失にもつながります。
影響大です。
MotoGPに(出来れば)知性と品格を
しかしマルケスバカだねえ
「人がやっているから私もやってよい」と言ってしまうと日本の政治家並みに低次元、
あっ、これがエリート思考ということか
ということで、日本人はマルケスを責めてはいけないという結論になりました(私的に)。
直近の暴れん坊といえばシモンチェリが上げられるのですが、同じ末路をたどってはほしくないところですね。
愛されるヒールと嫌われ者のヒールとでは真逆の心情を持たれてしまいます。
なんか、毎回ホンダを責めてしまっているような印象ですので、
次回に、如何にホンダがすぐれているかというのを、贔屓目に書いてみようと思います。
補足:
そもそもマルケスは悪くないという意見も当然おありでしょう。
・転ぶことを気にしていない
・「私だけが悪いわけじゃあない」という考え
・その他いろいろ
上記のことを公認・公言した時点で、そもそも危険人物なことが公認されるわけで「一緒に走りたくない」と言われるに決まっています。
彼を擁護するのはありですが、その場合は「悪役の割に悪役度が今回それほどでもなかった」という言い回しをすべきだと私は思います。
ロッシが絡むと論点がそれがちですが、平等に評価すべきではあるにしても「私だけが悪いわけじゃない」と公言すると確信犯なわけで「まずはお前から駄目だしをしよう」となるわけです。
加えて大事なことは、レジェンドを業界内でその地位を貶める、評価しない、という気質はよろしくないということです。
自滅ですよね。
これも業界が受け持つ仕事なわけで、そのための裁定が必要であり・・・・・
ここ(このサイト)では、ひたすら事後処理の仕方が悪いということで、行いそのものの批判とかではないことにご注意ください。
愛される悪役とは、例えば業界の反映につながることはもちろんのこと、痛めつけられた側にも一定の満足感(利益や名誉)を与えている場合に与えられる称号です。
そもそも悪役ではなく悪人が適切なのではないか?という気がしてきたけどスルーします。
因みに、というか、グーグル翻訳してみました。
悪役を英訳するとヒールではありませんでした。
villain 悪役, 悪党, 悪人, 悪漢, 悪玉, 凶漢 scoundrel 悪党, 悪者, 悪漢, 悪人, 凶漢, 悪役 baddie 悪役 rogue 悪党, 変異, 悪役, 破落戸, 悪人, 凶漢
ヒールを日本語訳するとmean bastard。
mean bastardを和訳すると、平均的な男。
う~ん日日訳すると、ちっぽけな奴、という感じでしょうか
悪役の英訳のうち適当なのは、和訳すると「悪質な」となる villainous でしょうか
根っから悪い奴じゃあないけど、ろくなことしない奴 という感じですかな
さて、マルケスはちっぽけな奴なのか、それともろくでもない奴なのか?
確実に後世に名を残すマルク・マルケスという人物に付け加えられる栄冠はどっち?
これを修正できるのが、今は契約者だけだよ!というのが今回の趣旨・主張です。
分かりやすく説明している記事のリンクを貼り付けます。
★MotoGP2018 マルケスの走りはライバルへのリスペクトを欠いたものであった。
自分的には、ペナルティを受けても同じことを繰り返した時点でアスリートの資質・資格の問題だと思うので、口約束ではなく、正しく矯正されるまで出場停止に一票!
若いんだからやり直せるし。
何より見どころは、一つの組織が悪役を擁護するか、正しく矯正させるかということ。
一つ間違えると悪役の生みの親とか言われかねない事態です。





















