マルク・マルケスを斬る 基本の基:ダートトラック
本当に斬りたいときには、正面からではなく後ろから斬りつける!
お互いの痛みが少なくすみます。
と、宮本武蔵的に斬りつけてみます※。
マルケスの次の映像をご覧ください(FaceBookから)。
ジムカーナでおなじみの「8の字走行」の練習です。
語弊がありますが、この時のマルケスと同程度の走行には1日あれば十分です。
バッシングされそうですが、この走行はお世辞もにも……
モトクロス畑のライダーはともかく、ジムカーナ畑のライダーにこの映像を見せると同じ意見が出てくると思います。
(以外というかモトクロスライダーが、こういう地味な練習をしているところを見たことがない)
そう考えると日本のジムカーナレベルは国外と比べて高みに位置すると思います。
さて、問題は、この動画は2014年の1月、これが2014年の終わりにはAMA全米フラットトラック選手権王者に競い勝ってしまうのである。
恐るべき、才能!
いや、恐るべき練習量と、恵まれた環境と、群を抜く勝負運と、生まれつきの才能と、手を抜かぬ基礎練習と、絶えまぬ努力の賜物である。
であれば、やるべきことは簡単である。
先にやりましょう!
日本ではどうだか知りませんが、海外でのオフシーズンは、
基礎練習と環境整備と自信をみっちりと楽しみながら蓄える期間のようです。
追い抜きたいライダーが盤石の態勢であれば、
追い抜くのではなく先行逃げ切りすることが唯一の方法です。
ともかく、皆さんトレーニングシーズンなようです。
バルセロナのパラウ・サン・ジョルディ屋内競技場で開催されたレースイベント『Superprestigio Dirt Track』で、モトGPチャンピオンのマルク・マルケスと2013年フラットトラック(ダートトラック)全米選手権チャンピオンのブラッド・ベイカー(KTM)が対決し、ゴール1周前にマルケス選手が転倒しベイカー選手が勝利を収めた。
(次戦で優勝します)
今年MotoGPデビューするスズキ・ファクトリーチームのマーヴェリック・ヴィニャーレスと、ホンダLCRチームのジャック・ミラーが、
アキ・アジョ氏(アジョ・モータースポーツ代表)のフィンランドの自宅に招かれ氷上トレーニングを行っているそうです。
※「勝負とは、敵を先手、先手と打ち負かしていくことであり、構えるということは、敵の先手を待つ心にほかならない。
『構える』などという後手は邪道なのである」。 宮本武蔵 『五輪書』より。
十分に努力している人を追い抜くには、それ以上の努力(限界があるでしょう)か、賢者になるかです。

(本投稿は初稿より大幅に改訂しておりますことをご了承ください。)

























