ケーシー・ストーナーのインタービュー記事
- コーナリング, テクニック, メンタル, ライン, 基礎, 応用
- Casey Joel Stoner, Casey Stoner, オートバイ, ケーシー・ストーナー, スライド走法, モータースポーツ, レーシングテクニック
まさしくその通りと思う記事をここにクリップしていこうと思います。
旧題「これは読んどけ」は無礼っぽいのでタイトル替えました。
意味は一緒です。
不勉強で恐縮ですが今頃見つけました。⇒ ストーナーが語るバイクのリアスライド方法
思いっきり凝縮されてます。
ここで彼が言おうとしていることと、選んだ言葉の背景を理解することは、値千金です。
才能と環境と知識、せめて知識は追いつき追い越せ!
⇒紹介するだけでは芸がないのでまとめました。
リスクはあるし、簡単じゃない。そして必ずしも速くはならない。頭を使え!
ということです。
スライドは多くの場合タイヤやパワーの効率を100点満点引き出せはしないようです。では仮に80点として。
立ち上がりではタイヤやパワーの限界は割と高次元で引き出せていると思われます(95点とか)。したがって立ち上がりでリアスライドしているライダーは、頭に問題があるということになります。例外は前に進むよりも方向を変えるほうが効率的な時となります。
進入時や減速時の自身の対応に100点満点をつけるスーパーライダーは少ないと思います(30点とか)。 そしてスライドは、加速には利点はなく、方向を変えることができる、さらにジオメトリー的にも何らかの影響を及ぼすことができるので、頭の使いどころであるといっています。ただしこれも通常のアプローチの欠点や、自身の弱点を補うための、リスクのほうが高いツールであることを忘れてはいけないといっています。スライドさせることのリスクを下げる一番の方法は「スライドしまくらせる」ことだと思います。したがって「うまい人ほど安全」という悲しい現実にぶち当たります。
うまくなるためには練習が欠かせませんが、負傷しないことを含め効率よくこなすためには、なるべく低次元のところで行うほうが安全です。また低次元なところで基礎的な練習を十分積んでおくことも重要と思われます。
これは若い人、そもそも低次元なところにいる人ほどラッキーとも言えます。
体の堅い人には不向きで、別の方法を選択したほうがよいようにも思えます。


















