基本の基:ロードレース>ブレーキング ブレーキレバーの握り方
ブレーキレバーの握り方はわざわざリストするまでもありませんが、一本掛けから四本掛けまで大きく分けて四種類あります。
それぞれ好みや、体格などの都合で仕方なく自分なりに使い分けているとは思いますが、改めてその特徴を見直してみたいと思います。
基本の基:ロードレース>ブレーキング ブレーキレバーの握り方
ブレーキレバーの握り方
四本掛け
教習所ご推薦のため悪評高い。
アクセル操作ができないという理由で敬遠されています。
実際にはたとえフルブレーキ時でも握力を変えずにアクセル操作は可能です。
やり方は後述しますが肘の上下運動です。
完全に敬遠して四本掛けを一切使わないのは危険なので牽制程度にとどめいざというときには使えるようにしておきましょう。
例えばウェーブモードなどブレーキパッドが開いてしまった場合など、ブレーキレバーを握りきる必要がある場面が想定できるからです。
実際に起きると、人類は指の1本や2本より命を大事にするということが痛感できます。
またアクセル全開時からの計画的なフルブレーキは、パーでもチョキでも事前に準備してアクセルを戻すタイミングで行えばよいのですが、パニックブレーキでは、成り行きで四本掛けになることもあることでしょう。
四本掛けも使いこなせるようにしておきましょう。
四本掛けのやり方はグーパーをする感じです。
注意事項はフルブレーキの項でお伝えしたように脇を締めないことです。
全種類制覇の勧め
四本掛けは外乱などのフラれに弱いとよくいわれます。
でも、何本掛けであっても似たようなものである気がします。
ブレーキングのしやすさだけではなく、前後のアクションやコーナリングフォームに合わせて握り方を選択するとよいでしょう。大きく振られてしまったら、ブレーキは諦め、事態を収集することを優先する、か、勇気をもって握りゴケするか、どちらも危険なことには変わりません。
振られに強い方法を選択するのも手でしょう。「自分はX本掛けだ」ではなく全部できるようにしましょう。
脇上げの勧め
脇を締めると外乱でも内乱でも腕がつっかえ棒になり、ロクなことがありません。
肘あげブレーキができるようになると、肝心のブレーキコントロールも肘の上げ下げなどでコントロールできるようになります。
手の握力は固定でブレーキレバーへの握力を変えることができます。
これらは指の本数にかかわりなく使えます。見た目の悪さはともかく、実際にやってみるとその効果は歴然です。
ぜひとも肘あげブレーキを習得しておきましょう。
三本掛け
小指を立てるオネエ掛けではなく、人差し指をグリップに残すほうです。
利点はアクセル操作もブレーキレバーを強く握ることもできることです。
指の短い方、握力の弱い方にもおすすめ。
また、極寒で手がかじかんでいる時や、指の感覚がない時、またグローブのフィット感がいまいちの時にもお勧めです。
手の感覚がないときなどは広げた肘の開け閉めで強さをコントロールすることが出来ます。
欠点は、直線はまだしも、ブレーキレバーを握り続けてそのまま左コーナーでもブレーキをかけ続ける場合にはあまり適しません。
この場合は三本掛けは、わざわざ採用しないほうがよいでしょう。
それか人差し指でグリップ、中指でブレーキレバー、残りの二本は宙ぶらりんで行うとよいでしょう。
振られに対してはブレーキを諦め人差し指でのホールドに専念するとよいでしょう。
また、体重を支える事はできませんが、逆にそのことを利点に変えてください。
やり方は、人差し指を親指で押さえたままパーをします。
あわせて肘を外に振る勢いでアクションするとスピードが上がります。
特に小指の短い方は、エルボー(肘打ち)をするつもりで行うと、空振り防止も出来、一石二鳥です。
二本掛け
その1人差指と中指で。
一般的な方法らしいです。
私は二本掛けすると指がツルのであまりしません(出来ません)。
脇を締めているとき、脇を締めたいときには最適でしょう。
利点、欠点は他のサイトでご入手ください。
やり方はチョキをします。
中指と薬指というのもあるそうです。
もう完全にツルのるので私には不明。
一本掛け
利点は、振られている時にも安定したブレーキがしやすいこと。
実際にはそもそもの握る力が弱いだけという意見もちらほら。
またコーナリングフォームの影響を受けにくいこともあげられす。
あのマルケスがそうであるようにです。
レバープロテクターに干渉しないのも利点ですね。
欠点は、大きく振られた時には人差し指を痛めやすい事があげられます。
握力が弱いと強力なフルブレーキが出来ないことが欠点としてあげられますが昔はフルブレーキに力を要したのでしょうが最近は問題ないでしょう。
また根元に近いという問題もグリップを握る箇所や、レバーの形状で改善できます。
マルケスなどは右コーナーで意識的にグリップの外側を握っているように思われます。
この握り方は試してみると振られに影響を受けにくいし、無駄な力が入らないことを実感できます。
それよりもアクセルオフ時、またパニックブレーキ時に人差し指を確実にブレーキレバーにかけることが保証できないことが問題です。
常にレバーに指をかけておくことで解決しますが、微妙に疲れるかもしれません。
さらに、ブレーキ中の一本掛けから二本掛け、三本掛けへの移行は難しいです。
たとえ出来たとしてもかなり時間がかかっていることでしょう。
必要な場合は一本掛けから四本掛けに移行しましょう。
やり方は、
追跡中は「ロックオン」と叫びながら……
独走中は「俺が一番だ」と叫びながら……
スムーズに人差し指をレバーに掛けられない方はデコピンするとよいでしょう。
レバーを選ぶ
最近はレバーにもたくさん種類がありますね。
最後はブレーキング勝負な競技なので、より良いツールを見つけ活用するの手です。
使いやすいことと、あとプロテクターを付けていないのなら先っぽで折れてくれるタイプがお勧めですね。
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