旋回とラインとバンキングにおけるクリッピングポイント

旋回とラインとバンキングにおけるクリッピングポイント

役立たず

クリッピングポイントというとコーナリング中の旋回ラインの中で一番コースの内側となるポイントのことです(説明の仕方はともかく)。
レースにおけるライダーの腕の良しあしを決めることができる魔法の言葉です。

理想的なポイントというのが存在して、それに対しいかにギリギリだったり正確だったりするかを評価したり、あるいは競ったりします。

 

実際にはこの用語は、使用者が素人、あるいはとりあえずその場をにぎわすために使える程度で、当のライダーには何の役にも立たないばかりかかえって紆余曲折させるだけのNGワードになりかねません。

例えば、実際のプリッピングポイントが目的のクリッピングポイントよりも1メートルも外側だったり、手前だったりしたとします。
確かに設定した目標通りに走れていないことはわかります。

ではどうすればよいと思いますか?

ここで大半のライダーが「あと1メートルイン側による」とか「あと1メートルブレーキングを速くする」とかの対応策を考えます。
これはある意味策もないのに「あと1秒タイムを詰める」といっているのと同じです。

具体的には次のような動作や決断の一例の中から、必要とされる項目らを特定して実行することが求められます。

  • ブレーキングの開始ポイントの調整
  • ブレーキの強弱の調整
  • リリースポイントの調整
  • ターンインの場所の調整
  • ターンインのスピードの調整
  • バンク角の調整
  • アクセルの調整
  • 視線の調整
    などなど

ライダーにとって必要なのは結果ではなく、よりポイントが絞られた具体策ではないでしょうか

ライダーにとってもっと役に立つ使い方ができるのであればウェルカムなことに異議はないでしょう。

クリッピングポイントを役立たずのレッテルから救出しましょう。

クリッピングのポイントとそのライン

ライディングなどの連続動作を評価をするのに1点だけを見たのでは正しく評価できない場合があります。
そこで、評価をポイントに加えその前後の変化をラインとして連続するものへ、そしてそれを多数の箇所に設定することで、より正確な評価と具体的な改善策が導かれだせるようになります。
特にポイントではなく、ラインとしてとらえること、ラインとして表現できるようになることでより現実的な回答を得られやすくなるのではないでしょうか?
そしてもともとそうですが、クリッピングポイントは目標ポイントであって必須ポイントではないとの認識も必要です。
いままでのクリッピングポイントは過去形でしたが、これからは現在形として使います。
目標ポイントで行ったアクションや関連情報を元に、次のアクションを選択したり微調整したりするのに利用します。
要するにこれで「失敗に終わった周回」を無駄に積み重ねることから解放されます。

クリッピングラインのピークがクリッピングポイントといえるでしょう。
素早いターンインはクインクなクリッピングラインと同義ということです。
まだらっこしいような気がしますが、すべてのアクションをこのルールで表現したとたんに、いわゆる走行ラインを見積もることができるようになります。
めでたしめでたしです。

無駄にクリッピングクリッピングという必要はなくて、意味的にはクリッピングとして解釈しておくといろんな面で幸せになれます。
点ではなくアバウトなものであり、結果の評価ではなく、未来の指針とするのです。

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